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主台枠等下回り/ボイラー等上回りテンダーと塗装完成

夕張鉄道11形14号機(真鍮製キット加工_1/87_12mm)_主台枠等下回り



夕張鉄道の11形は、日立製作所で作られたコンソリデーション(1Dテンダー)です。いわゆるハチロクのボイラーにキューロクの下回りと称されますが、下回りはキューロクよりも動輪径などが小さくどちらかといえば9200形が近いです。
模型はモデルワーゲン社からキットが発売されたので、12mmゲージの補機運用を考えて1998年に購入しました。
25年の年月を経てようやく取り組みました。

(2023年8月22日UP)

参考資料は鉄道ファン1998年3月号(No.443)、12号機の写真と図面。他には「記録写真蒸気機関車」「とれいん1988年1月号(No.157)」「レイルNo.21北線路」「RailMagazine1984年10月号(No.9)」「TMS2008年8月号(No.784)」。



キット。



キットの説明書に従いシリンダーから作成。







続いてギヤボックスを組立。



主台枠を組立。



動輪とロッドを組み付けると第三動輪の位相がずれていました。







メーカーに問い合わせたのですが、さすがに25年も前の商品なので、予備パーツはなく、位相合わせジグを作って自分で動輪の位相を合わせてはめなおしました。
4枚まとめて製作中。







非絶縁側の動輪を抜きます。NWSLのプーラーを利用。



位相合わせジグで位相合わせ中。



位相があったら、ヤンキーバイスを利用して押し込みます。



動きを確認するにはテンダーも作らないといけません。(キットはテンダーモーターなので)



動作確認中。



位相はあっています。



ギヤボックスのトルクアームをt0.2mmのリン青銅板にて作成。



蒸機の模型の集電は、エンジン部が右側(動輪4輪)テンダー部が左側(2輪)です。これだと左側からはテンダーの2輪のみの集電であり、やや不安です。そこで、エンジン部の左側の絶縁車輪に集電ブラシをあてて集電車輪を増やします。第一動輪用にプランジャータイプの集電ブラシを作りました。



で、いろいろ調整したのですが、テンダーモーターではエンジン部の一部とシャフトが擦れたりしてやや音が大きいので、モーターをギヤボックスに取り付けました。



モーターはSS10



集電ブラシも取付。




主台枠等下回り/ボイラー等上回りテンダーと塗装完成


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