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車輪と6トン積みタ1/8トン積みソ1/塗装・完成
九州鉄道ソ1タイプ石炭列車(真鍮やプラによるフルスクラッチ_1/87_12mm)_8トン積みソ1
先に作った国鉄8000形に牽かせる貨物列車として、古い九州鉄道の時代の石炭車を作りました。
8トン積みのソ1とそれのブレーキ付きのソブ1、さらに9トン積みのケ176の3種類、10両。
(2020年10月21日UP)
8トン積み石炭車(九州鉄道では、ソ1形)の石炭槽はレジンコピーします。
原形はt0.2mmの洋白板にリベットを打ち出し、上方は裏打ちのt0.5mm真鍮板。
裏打ちの真鍮板をハンダ付け。
各角を斜めにやすります。万力に積み木のブロックで保持してやすりがけ。
各角をセロハンテープでくっつけて四角にします。
ハンダ付け。
石炭槽の底の部分にも蓋をして、石炭の取り出し口をt0.5mmのプラ板で表現。
レジンコピーのためシリコーンで型取り中。
レジンコピーできました。
たくさんコピー
フレームもたくさん作ります。まずアングルをt0.3mmの真鍮板からまとめて作成。
曲げてから切断。
高さを揃えます。(寸法は1.3×2mm)
フレーム専用の治具でリベット打ち出し。TMS_634号(1997年12月号)の中村行男氏の記事によります。
折れたドリルロッドのポンチでリベット打ち出し中。
リベット打ち出し完了。
床板はt0.5mm真鍮板から21×62.4mmに切り出し。
床板の端面は薄く見せるため、斜めにヤスッています。
上は加工前、下が加工後。
端梁もt0.5mm真鍮板にリベット打ち出し、カプラーの四角い穴を加工。
(丸穴は昔のバッファーの跡)
床板関係の部品が揃いました。
ハンダ付け
軸受けは、t0.3mmの真鍮板にピボットの軸受け部を加工したもの。
軸受けの加工は、旋盤のテールストックにΦ2mmの鉄棒を尖らしたもので、押し付け作成。
軸受けは木の専用治具で位置決めしてフレームにハンダ付け。
木のスリットに軸受けをはめ込んでます。
ハンダ付け完。
カプラー解放てこ。1.5mmの真鍮アングルからテコ受けを作って長いままハンダ付け。
中央のテコ受けはt0.3mm幅1mmの真鍮帯板。長いままハンダ付け。
解放てこはΦ0.4mmの真鍮線。
石炭槽の底板の解放レバー。
よくわからないので、適当にそれらしく作成します。
レバーの受けはt0.2幅1.8mmリン青銅板を曲げてフレームにハンダ付け。
フレームには木を挟んでレバー受けを抑えています。
レバーは、Φ0.5mmの真鍮線。
はしご状にまとめて作って、治具を挟んでハンダ付け。
レバーを受けにハンダ付け
余分をカットして出来上がり
ブレーキ車にブレーキシューやテコ類をつけます。
ブレーキ車は3両に1両ぐらいと推察して、12両中4両がブレーキ車です。
ブレーキシューは在庫のムサシノモデルのドロップ製やモデルワムのロスト製を使います。
ブレーキテコ類はt0.3の真鍮板から糸鋸で切り出し(エッチング抜きではありません。)
ブレーキハンガーやシャフト受けはt0.3mm真鍮板から一体に切り出し折り曲げました。
台枠にハンダ付け。この後中央の梁の部分は糸鋸でカット。
ブレーキ車のテコやロッドを組付けハンダ付け。
ブレーキロッドはΦ0.5mm、ブレーキシャフトはΦ0.7mm。
ちょっとメカニカルな感じ。
ブレーキ車のブレーキマンの乗る(座る)ところとステップ作成。
シートの腰当て(t0.2洋白板にリベット)を曲げているところ。
上方は、ブレーキマンのシートや足掛けの部品。
下方はブレーキハンドルやそのリンク機構部品。
ヒートン型をしたパーツもあります。
t0.5の真鍮板を板の切込みに挟んで、t0.3×幅0.8mmの洋白帯板の支柱をハンダ付け。
炭庫の上に座席があります。
ブレーキハンドル関係とリンク機構を取り付けて、ブレーキ周りは完了。
炭槽を外して上からブレーキ機構を見てます。
炭槽の側面の補強帯?を作成します。
1両に8ケ、8両分の64ケを作ります。
治具で曲げて、リベット打ち出し治具で打ち出して、と大変です。
t0.2幅1.6mmの洋白帯板を治具で曲げていきます。その1
その2
その3、曲げ完了
帯板にリベット打ち出し
リベット打ち出し治具、一番下は打ち出したもの
リベット打ち出し後、寸法が揃ったものを組み合わせます。
30分硬化タイプのエポキシ系接着剤で炭槽とフレームを接着。ヒノキの角棒は水平を確認するためのもの。
炭槽にマスキングテープを貼って、補強帯のガイド
瞬間接着剤で接着。
9トン積みケ176の方の炭槽の補強はソ1の鋼板の帯と異なり木のブロックです。
補強帯板(t0.2×1.5mm幅)にリベット
木のブロックと補強帯板を瞬間接着剤で接着
8トン積みソ1形生地完成
8トン積みブレーキ付きソブ1形生地完成
9トン積みケ176形生地完成
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