路線開通に伴い、線路の状況を把握・路盤の安定化のため連日試験列車が運行しています。 時には、他鉄道からの乗り入れ列車もあります。 そのため、列車の脱線や障害物との衝突の危険性も高くなってきました。 そのような状況下、懸念された事故が発生。 8月某日、午前10時頃、国分駅を通過した下り急行「阿蘇」(EF81牽引、現車5両)の運転士は衝撃を感じ、すぐに停止手配を取った。しかしながら、運転士はたまたま席を離れていて(当鉄道の基準では許可され問題なし)、停止手配が3秒遅れ、100m走行後停車した。原因は現場近くに生息する怪獣コーモリドンが衝突したため。幸い乗客・乗員・列車には被害がなく、現場に60分停車の後、運行を継続した。なお、このため後続の列車が、最大40分遅延した。 事態を重視した当鉄道の運輸部門は、運転士が席を離れていても、直ちに非常停止措置がとれるよう、沿線に非常停止スイッチを設置することを決定した。設置工事は2週間で完了し、ようやく非常時の緊急停止措置が1秒以内にとれるようになった。 製作。2006.09.03 |