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車体組立塗装関係/屋上機器床下関係/完成

西日本鉄道(西鉄)9000形(ペーパー製自作,1/80,16.5mm)(その3、屋上機器床下関係)



西鉄の新車9000形の模型工作、屋上機器床下機器編です。

模型を作った時点では、実車が完成していないので、3000形に準拠して作成しました。

(2016年7月26日UP)

パンタグラフは、TOMIX社HO-P13プラ製シングルアームPS33B(E231系用)を改造します。
不要な取付部や避雷器をニッパーでカット。
左はカット前、右はカット後、ベースに0.3mm厚さの洋白板。


洋白製のベースに1.2mmのパンタビスを治具に取付半田付け。


ベースに先のパンタグラフを接着。
接着強度を増すため、一部にφ0.5mmの真鍮線を通しています。




屋上配管は、マッハ社の取付金具を利用して、φ0.7mmとφ0.3mmを使い分け。
福岡側から見たところ。


大牟田側。


大牟田側。


福岡天神側。
避雷器と小さいヒューズ箱はエコー製。大きいヒューズ箱は、モデルワムHB-92。


φ0.7mmとφ0.3mmの接続は、φ0.7mmに0.3mmの穴を開けて、真鍮線を半田付け。


列車無線アンテナは、ひかり模型製。
ベース板をカットして使用。


マッハ社の灰色で塗装。
パンタはZynolyte社スーパークロームのスプレー缶を使用。


クーラーも3000形に準拠。
上面と側面は、0.2mmの洋白板を曲げて形成。罫書きは透明プラ板を治具に活用。
上面は、さらに0.2mmの洋白板を重ねます。
妻板は、0.5mm厚さの洋白板。


妻板の半田付けは、治具を活用。


ファンは、0.2mmの洋白板から切り出し。


これらを半田付け。


完成したクーラーの表裏。
この後、スリットのデカールを貼り付け、マッハのクリアを吹き付け塗装。


スカートは、0.5mm厚さの真鍮板にて作成。
補強のため、裏に1mm厚さの真鍮板を半田付けしています。


6000形を作ったときの治具を活用して、万力に挟んで曲げます。


曲げたスカートは、ベースとなる0.5mm厚さの真鍮板に半田付けします。
エンドウ社#5843連結器胴受けC(旧型国電用)と連結器ベースも半田付け。


できたスカート。


床板は、宮沢社オハ50の床板を軽量化のため、真鍮→アルミ板へ更新したときの余り。
余分な穴が開いていますが、気にしない。
動力車のモーター(EN-22)脇が細くて弱いので、1mmの真鍮帯板で補強。


床下器具も3000形を作ったときの余り物を活用。
ただし、エアータンクは余分が無かったので、φ6mmアクリル棒から作成。
後方は、床下器具取付ベースの1.2mm厚さのプラ板。


塗装は、マッハ社の灰色。
台車、車輪も塗装。床板は上下とも1回で塗れるよう保持しています。


塗装後、組み立てました。
連結器は、IMON社ISカプラーを使用して、全車通電します。
台車は、日光とカツミのDT61。
動力は、エンドウMPカプラーとEN-22。通電のため、床板の両脇に銅箔板を通しています。


床板の上側。


前面ガラスは、0.2mm厚さの透明プラ板。
半田ごてのヒーターの上にかざして、プラ板を曲げてから、現物あわせで切り取り。
手前が切り取り前。プラ板に付いている突起は、取り外しのための折り曲げた透明テープ。


前面方向幕のライトケースをペーパーにて折り曲げ作成。


3528のLEDで点灯。電流は10mAになるよう直列に抵抗挿入。


前面腰板部のライトは、ペーパーに銅箔を両面テープで接着し、簡易のプリント基板を作成。


ヘッド・テールライトは、2016の白と赤のLED。
白は2mA、赤は1mA。
ペーパーと銅箔部は黒く塗装。


側面の方向幕は側板と補強の角棒との隙間に2016のLEDを挿入します。
角棒の下にLED、上は反射テープ。LEDの電流は5mA。


方向幕用のLEDユニットを接着するところ。


プリント基板を車体に組み込む前に点灯状態を確認。


ダイオードや抵抗・コンデンサー類は、プリント基板にまとめて天井に配置。


プリント基板は目立たないよう、室内色に筆塗り塗装。


方向幕は、福岡(天神)行き普通。インクジェットプリンタ印刷してます。
下方のナンバーは、WAVEの透明デカールにアルプスMD5500でフラッシュシルバーを印刷したもの。


前面方向幕のところにも0.2mmのプラ板を現物あわせで削って貼ります。
削るときは、プラ板に傷が入らないよう、透明テープで表面を保護しておきます。


その裏側に、クレオスのつや消し黒を筆塗り。もちろん幕部分はマスキング。


車掌と運転手は、KATO社から雇い入れ。
車掌はマイクで放送している感じに、運転手はワンハンドルマスコンをもっている感じに改造。
左側の2体は車掌分、左が改造前、右が改造済み。右側の2体は運転手、こちらも左が改造前、右が改造済み。


運転台をペーパーから作成。


適当に筆塗り。


前面の幌枠は、0.5mm厚さの洋白板から切りだし作成。


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