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台枠・ボイラー組立/運転室関係と配管塗装・完成番外編_お立ち台

宇島鉄道タイプ、コッペルBタンク
(Oナロー、スケール1/45、ゲージ16.5mm)、
オレンジカンパニー社真鍮製キット




オレンジカンパニー社真鍮製キット頸城鉄道のコッペルBタンクの組立加工です。
(Oスケール、1/45、の模型です。)
これを宇島鉄道の機関車に化けさせようとたくらんでいます。

加工のポイントは、シリンダーから煙室へつながる排気管。
頸城の1号機は排気管がくねっと曲がっています。
それに対して、宇島鉄道のは排気管がまっすぐ。
そのため、主台枠の前方を3.5mmカットし、その分後方を延長。
さらに煙室部と排気管の接続部分を1mm後方へ、煙突も1mm後方へ。
シリンダーは1mm前方へ移動。

かなり大がかりな加工となりそう。
(正確には、頸城のは30HP軸間1200mm、宇島鉄道のは40HP軸間1400mmと
いろいろ相違点はあるのですが、その辺は目をつむって、見た目が近ければ、良し、とします。)

宇島鉄道の実物の写真は、ブログ豊前の風に掲載されています。

それの紹介ページです。宇島鉄道の蒸気機関車写真

機関車に関する詳細な資料(写真)は見あたりませんので、他の類似機関車から推測してまとめます。

(2016年12月16日UP)


もともと宇島鉄道用にしようと考えて購入していたもの。
初のOスケール。



キットの説明書の図を切り貼りして、切り接ぎ位置や切り接ぎ量を検討。



キットの台枠関係(未加工)



前方(画面の右側)を3.5mmカット済み。 後方へ3.5mmの板を半田付けして延長中。



デッキ上板は延長工事をするより、新たに作った方が早いので、洋白板(白い板)で新規作成。



台枠の延長部分は、今後の半田付け作業の時にバラバラにならないよう、φ0.6の真鍮線にてカシメておきます。



カシメ部分の半田付けは、クリーム半田とガスバーナーにて実施。



スペーサーを挟んで、台枠を仮組みして、様子を見ます。



台枠部分は、一気に半田付けして、車輪やロッド、シリンダーなどを並べて検討。



台枠と動輪・ロッドを組み込む前に、台枠の動軸間距離とロッドの穴の寸法を確認しました。
測定は、「穴ピッチ用ノギス」を使用。台枠、ロッド共に25.1mmにて、OK。



パーツには既に穴が開いていますが、シリンダーのピストンロッドとバルブロッドの穴をドリルで、一応さらっておきます。
(ミニバイスにてつかんでいます)



シリンダーにスライドバー用の角1mmの洋白棒を半田付けして、
加減リンク受けは、ネジ止めして、スライドバーとの位置関係も確認しながら半田付けします。



台枠にシリンダーをネジ止め。シリンダーは取付穴を楕円にして前方へ1mm移動。
車輪やロッド類を組み立てて転がり具合を見ます。



調子良く転がったので、ブレーキシューを半田付け。
ボール紙のスペーサーを挟んで、位置決めしています。



朝顔カプラー関係をガスバーナーで半田付けするため、クリップで挟んでいます。
白い下敷きは、セラミックス(アルミナ)です。(耐熱のため)



台枠の主要部分はできました。



こちらは下から。



モーターの取付状況。



ボイラー関係のパーツ。



バックプレートにネジ止め用の1.4mmのタップを切っておきます。



ボイラーバンドは、キットのパーツが薄く感じたので、KSの厚さ0.2mmの帯板に変更。
ボイラーへの半田付けは、これまたガスバーナーを活用。



煙室への排気管ふさぎ板を半田付けします。
このパーツは、後方(火室)側へ1mm程ずらしています。



ボイラーにドーム関係や給水バルブ、バックプレートがつきました。



後方から。



台枠と組み合わせて様子を見ます。



後方から



蒸気管、排気管を半田付け済み。



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