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北丹ハニ11切抜組立/ディテール加工・塗装床板関係完成

北丹鉄道ハニ11(元南海電気鉄道モハユ751)(ペーパー製自作,1/87,12mm)



北丹鉄道を知ったのは、朝日新聞社の「世界の鉄道'68」の私鉄の気動車特集です。
その本の第一の特集は、国鉄の蒸気機関車C59(C60)です。
父が買ってきたその本を見て、C59が好きになりました。
又、最初の大型蒸機は、カツミ社ダイヤモンドシリーズのC60塗装済キットです。

さて、その北丹鉄道ですが、P82に、くねったレールと、バックミラーを追加しただけのキハ06の払い下げ1輛の鉄道と知り、たった1両でも開業できるんだ、と強い衝撃を受けました。

後日、DB2の機関車もあり、動力車は1輛だけではないと知ったのですが。
本は何度も見たので、擦り切れてセロハンテープで補修しています。


それ以来、気になっていて、2012年ようやく訪問でき、福知山西の複製の機関車を見てきました。

その北丹鉄道のハニ11をペーパーで自作しました。
これは、所属するHOJC(1/87,12mm)のクラブのお題が、「流線型」と決まり、そのお題に合わせて製作を開始しました。
ハニ11は元南海電気鉄道モハユ751であり、この図面は機芸出版社の「日本の車輌スタイルブック」に掲載されていますので、
これをそのまま、1/87になるように縮小コピーして罫書きとしました。
(2013年9月16日UP)

コピーした図面をいきなり切り抜いています。紙は0.1mm程度の厚手のカレンダーです。
これは、窓の外枠みたいになります。
上下反転コピーをしていて、左右の側板を一枚にまとめています。


次は、厚さ0.3mmのアートポスト紙にコピーし先の切り抜いた物にスプレー糊で接着しました。
これが、側板のメイン部。窓やドアを形成します。


窓部を切り抜いています。


続いて、厚さ0.1mmのカレンダー紙を、先の切り抜いた物にスプレー糊で接着し、切り抜きました。
ここは、窓枠(ニス塗りの部分)とドアになります。


外枠・窓・窓枠の3段になるのですが。
この後、鉄筆で腰板のすじぼり実施。


さらに、窓ガラスの部分をくり抜いた補強板を厚さ0.7mmのボール紙から作成。


それを薄めた木工ボンドで接着。


外周を切り出し、側板の完成。厚さは0.1+0.3+0.1+0.7mm=1.2mm。
表・裏共にクレオスのMr.サーフェイサー1200(グレータイプ)を吹き付けし表面をサンドペーパーで整えました。


補強として4mmヒノキの角棒を側板下から3mmの位置に木工ボンドで接着。
位置決めは、3mmの角棒を当てています。


卵形前面の作成。厚さ0.1mmのカレンダー紙の裏から謄写版の線引きを使ってリベットを表現。
表から見たリベットの具合。
前面外板(リベットのある板)と窓を形成する板(厚さ0.3mmのアートポスト紙)を丸みをつけて木工ボンドで接着。
丸めた形を維持するため、フィルムの空きケースを利用しゴム輪で止めています。
接着完了。窓の部分はこれから切り抜きます。


車体関係の部品が揃って、総組立前。


前面の形を維持するため、上部にボール紙の補強を木工ボンドで接着。
しっかり押し当てるため、簡単な押し当て治具を作成してます。


前面の下部には、厚さ3mmの床板を木工ボンドで接着。


車体の組立です。車体下部3ヶ所を厚さ3mmのヒノキ板で左右を結びます。
上部は、厚さ0.7mmのボール紙の板で接着。これは窓上部と屋根との寸法が狭く角棒だと窓上部をふさいでしまうためです。
接着時は、アルミの直角治具を活用。車体幅は28mmです。





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