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上回りキャブ・サイドタンク/ボイラー・下回り/ディテーリング塗装完成

大湯(だいとう)鉄道ポーター製蒸気機関車(真鍮製自作,1/48,16.5mm)_ボイラー・下回り



バックマンのポーターサドルタンクのジャンク品が手に入ったので、
下回りを流用して大湯(だいとう)鉄道のポーターを作ることにしました。
実物の軌間は1067mmなので、1/48では22mmとなりますが、下回りを生かすため、
既存の16.5mmの線路使い、市販の線路で走行できるように考えました。
もともと本模型は一般の方々に大湯鉄道の機関車はこんな感じでした、
と遡及するためのものです。
(図や写真よりも模型の方がより分かりやすいと思ってのこと)
なので、軌間は目をつぶって走らせやすいようにしています。
今回は、ボイラー関係と下回り(2020年2月17日UP)

キャブを支えるベースは0.8mmの真鍮板・台枠は1mmの真鍮板。 バックマンのユニットにはまるように作っています。



後部台枠を組立。バックマンのユニットに嵌っています。



キャブ床板と端梁を取付



左右のサイドタンクを0.5mmの真鍮板で固定。
サイドタンクを固定する板の裏にボイラーの位置決めとサイドタンクの幅を決める0.5mmの真鍮板を取付。



ボルト表現のΦ0.8mmの真鍮線を埋め込んでます。
ボイラーは手持ちのΦ18oの肉厚アルミパイプ。



煙室の作成。リベットは、0.3mmの真鍮板にクラーケン様からのアドバイスによるポンチを回転させながら打ち出す方式。



ヤンキーバイスにパイプとともに挟んで丸め。リベットをつぶさないように注意。



丸めた煙室は円形治具で矯正



ボイラーにつけて状態を確認



シリンダーブロックは、1台はプラのがあるので、そのまま使用。
もう一台は、ロスト製のシリンダーブロックを拡幅して使用。
ピンを打ち込んで拡幅・はんだ付け(バーナーであぶり付け)



シリンダー(Φ6.3o長さ8.8mmのパイプ)はシリンダーブロックに斜めにつくので、シリンダー部を保持する治具を作りはんだ付け。



さらに前部台枠を1mmの真鍮板から作成。



前部台枠を先のシリンダーブロックにはんだ付け。
半田こての熱でばらけないよう、周りを濡らしたティッシュで冷やしながらの作業。



前部の端梁を0.3mm厚さの真鍮板から作成・前部台枠へはんだ付け。



端梁にはジョイント模型の六角ボルトを埋込。



煙室前面の扉関係をドリルレースで作成。
扉のふくらみも真鍮板を重ねて表現。
一番手前は煙室前面。クリートとボルトの穴あり。(t0.3)
次は扉部分、クリートが抑えるところ。(t0.3)
3つ目はふくらみになる予定。(t0.5)
一番奥はクリートになる予定。



できてきました。一番左のは、煙室にはまるt1mmの板。



t0.3とt0.5oの真鍮板を少しずらして(段差をつけて)はんだ付け。 0.8mm幅に切り出して、Φ0.6mmの真鍮線を挿して周りを成形すればクリートの出来上がり。



煙室にクリートと周囲のボルト(Φ0.5mm)をはんだ付け。



煙室扉のヒンジを1mmの真鍮板から2ケ1組で切り出し。挿している真鍮線はφ0.6mm。



煙室扉にヒンジをはんだ付け中(1,2の番号は識別用の仮のものです)(扉は開きません)。



小型蒸機用の煙突にΦ6mmの真鍮パイプを重ねてはんだ付け後、ドリルレースで仕上げ。



その後、先端にΦ0.5mmの甲丸線をはんだ付け、裾をボイラーに合わせて削り込んで完成。M3のネジで固定。



もう一両はポーターサドルタンクに付属していたプラの煙突を削って完成。



Oスケールの弁慶号のドームを入手したので、これからスチームドームを削り出し。
手前左が元になった弁慶号のドーム。手前の右は旋盤で削っていただいた状態。



外形はΦ13.5mm、これとドームのカーブは、私の模型の師匠が旋盤で削ってくれました。(深謝)



ボイラー側へのフィッティングは、ムク材なので、削るのが大変でした。
糸鋸ややすりを総動員して削りました。



2台完了。



サンドドームは、Φ10.3mmの真鍮パイプと2mmの真鍮板を組み合わせてドームの形を成形。



裾はボイラーに合わせて曲げた0.5mmの真鍮板をはんだ付けして成形。



煙室を受ける煙室サドルはt0.8mmの真鍮板にΦ0.8mmを埋め込み、サドルの裾部分はt0.4mmの板金加工。



サドルの裾部分は左右を一体にして加工しやすく、かつはんだ付け時にばらけないようにしてます。
さらに一部は、はんだ付け時に相カキ(重なり合う)にしています。



もう一台の煙室サドルも完成。



バッファーは市販品がありそうですが、見つからないので、1両に4ケ必要ですし、ロストで量産して楽をしました。
そのロストワックスの原型。



ロスト製の、バッファー(1/48)が出来上がりました。一番左が原型。



ロストで作ったバッファーを端梁にはんだ付け。



端梁は裏側に0.4mmの真鍮板をはんだ付けして蓋をしました。



ここまでの状態。




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