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客車ろぼ1/貨車へ6_は8/塗装・完成/番外編(人形)
大湯(だいとう)鉄道の客車と貨車(ペーパーや木、真鍮によるフルスクラッチ)(1/48、16.5mm)_客車ろぼ1
先に作った大湯鉄道ポーター製蒸気機関車に牽かせる列車として、日車製客車ろぼ1と無蓋貨車へ6、有蓋貨車は8を作りました。
客車は木と紙、貨車は真鍮のベースに木を貼って作りました。
実物の軌間は1067mmなので、1/48では22mmとなりますが、車体が軽便並みに小さいので、
既存の16.5mmの線路使い、市販の線路で走行できるように考えました。
もともと本模型は一般の方々に大湯鉄道の車輛はこんな感じでした、
と遡及するためのものです。
(図や写真よりも模型の方がより分かりやすいと思ってのこと)
客車の製作です。
(2021年5月16日UP)
写真などは無くて、客車の寸法関係は、鉄道友の会2015-10no738、鉄道史料No92、車輛工事方法変更認可申請書 を、無蓋貨車は、材木用貨車認可申請書を参照。
有蓋貨車は図面も寸法もなく、他の鉄道のを参考に適当にでっち上げました。
概略図です。
t0.5mmのペーパーで側板を作成。
窓抜き後、腰板のスジボリ。
その後、窓枠のカレンダー紙を接着。
妻板も同様に作成し、スジボリ。
車体のパーツ一式。補強は下辺は角5mmのヒノキ角材、側面と上方は角4mm。
片方ずつ組立。
接着中。
箱になりました。
屋根は、厚さ9.5mmと5mmの木をカーブ治具に合わせて削ってから2枚を接着して作成。
右はカーブ用の治具。
サフェーサーを塗って仕上げているところ。
床板はt0.5mmの真鍮板。補強の梁にはリベットの穴を開けてます。
補強の梁をハンダ付け中。
梁の部分にリベットを埋め込み。左はトラスロッドの受け。
台車のボルスターはt0.5の真鍮板製。左側の舌状のところは台車の回り止め。
ボルスターを床板にハンダ付け。
ターンバックルは真鍮パイプ(Φ2.1-1.65とΦ1.6-1.0)で作成。
クイーンポストは、t0.3 幅1.2mmの帯板。トラスロッドはΦ0.9mm。
端梁はt0.3の真鍮板(一個は予備)
端梁をデッキにハンダ付け中。
自家発注のロスト製のバッファーをハンダ付け。
横梁をハンダ付け中。長く飛び出た部分はハンダ付け後、切断。
ステップはt0.3の真鍮板
ハンドブレーキ関係
日車タイプの飾り付きデッキ手すり。
t0.5mm真鍮板を2枚ハンダ付けしてから糸鋸で切り抜き。切り抜いた都度やすり仕上げ。
手すりは、t0.8mmの真鍮板から受けを作って、90度曲げてから、Φ0.6mmの真鍮線をはんだ付け。
生地完成。台車はアダチのアーチバー(1/80)の板ばねをコイルバネに見立てたΦ2のネジに交換。
車輪は日光のΦ11.5スポーク車輪。
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