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筑前鐵道制御盤



筑前鐵道から依頼で、レイアウトのパワーパックと制御盤(コントロールボード)を製作しました。
外装ケースは専門の木工職人にて製作され、当社では、フロントパネルの加工、パーツ取付、ケース内配線、リレー関係の配線(レイアウトから制御盤まで)を施工。

パワーパックは、3キャブ。外回り、内回り、ヤードのセクションコントロール。
(各線に専用のパック(キャブ)があり、外回りのパックから内回りの線は制御できません。)
ポイントの制御は、タッチ式、すなわちパネルの電極(袋ナット)にテスター棒状の電源を一瞬接触させてポイントマシンを転換。

内回りと外回り間の列車のやり取りは、駅の内回りと外回り間に設けた中線を利用。
中線は、ポイントの転換方向により、リレーを切り替え、内回り叉は外回りのパックを選択します。
この場合、内回りから外回り(叉はその逆)のスルー運転はできず、中線では一旦停車する必要があります。(ヤードは、内、外、ヤードの3つのパックをリレーで制御。)
共用の線(中線等)には発光ダイオードを設置し、どのパックがonになっているか色で表示しています。

パワーパックは、市販の定電圧電源を使用し、1パック3Aです。

筑前鐵道の着工の様子は、鉄道模型趣味誌(TMS)2004年1月号(No.720)P110に掲載されています。


当鉄道国分工場で完成した制御盤。フロントパネルは6mm厚のベーク板。



バックパネルです。ポイントからの配線を受ける端子を並べています。



制御盤の内部。配線の束は左側にまとめ、万一の修理に備えています。トランスは16V5A。



こちらは筑前鐵道に設置された制御盤(左)とパワーパック(右)。



別の角度から。レイアウトの下の専用スペースに設置。



レイアウトの上から見たところ。真中付近に制御盤等が見えます。



レイアウトの外側から見たところ。制御盤はここからは見えません。奥は転車台。



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