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国鉄951切抜組立/前頭部加工/塗分塗装/完成
日本国有鉄道(国鉄)新幹線試験電車951形(ペーパー製自作,1/87,16.5mm)
大之島鉄道は、3種類の軌間があります。幹線系の1435mmと1067mm、それに軽便鉄道としての762mmです。
1435mmと1067mmは一部区間にて、3線軌道としています。
当鉄道は、高速鉄道である、新幹線系も視野に入れた展開を考慮していて、駅やホームには新幹線系の車両の乗り入れも可能な構造をしています。
当鉄道の社長は将来、新幹線を乗り入れすべく、今回、旧国鉄から951形試験電車の払い下げを受けました。
951形は、乗務員の訓練、信号系の試験、社員の輸送などに予定されています。
951形の内、951-1は鉄道総合研究所に保存されています。では、当鉄道の951-1形は??
951-1を製作した、川崎車両は、試験電車を作る際に、予備の車体も製作していました。
今回、その車体を譲り受け、電装・台車を組込、晴れて2両編成として、大之島鉄道に就役しました。
以上は、すべて架空のお話です。
製作した、951形は、昔から「カッコいいなー」と思っていた車両です。
メーカーからは発売されそうもないので、HOJCの2015年の競作のお題「電車・電気機関車」に合わせ、自作しました。
951形の図面は鉄道ファン1969年9月号(No.99)に1/80として掲載されていますので、
これをそのまま、1/87になるように縮小コピーして罫書きとしました。
(2015年10月12日UP)
まずは、車体断面の決定と、台車や床板の位置関係を図面にして、確認します。
補強材の位置も床板の高さと関係するので、決定しておきます。
左は、0.3mm小さくした(車体の厚さを減じた)車体断面に、車体の用紙を巻いて展開寸法を測定したものです。
中央は車体断面と組み立てたときの車体の拘束治具です。
車体は、厚さ0.3mmのアートポスト紙に鉄道ファンの図面を1/87に縮小コピーしたもの。
塗装の塗り分け部分も罫書いています。
窓部を切り抜いています。デザインナイフと沖野彫刻社の彫刻刀を使用。
続いて、補強とドア部分として、厚さ0.3mmのアートポスト紙を、窓の部分をくりぬきます。
スカート部分には、ルーバ−の筋彫りを謄写版のへらにて実施。
ここからが肝心ですが、車体のカーブを表現・維持するため補強板を接着時に、車体断面形状の木の治具に沿わせて、木工ボンドで接着。
黄色のマスキングテープで、治具にしっかり沿わせて接着・固めます。
なお、車体の裾は曲げやすいように長めにとっています。あとで、切り落とします。
接着している様子。
断面形状で固まっています。
車体の状態。運転室ドアははめ込みのため、窓部は大きくくりぬいています。
さらに補強として厚さ0.5mmの白ボール紙を、同様に接着しました。
乗務員室ドアを厚さ0.3mmのアートポスト紙で製作。外から車体に貼ります。
乗務員室ドアを接着。
妻板と内部の仕切り板を製作。共に0.5mm白ボール紙を2枚貼り重ね。
内側に補強の檜棒を接着。下側は4mm角、上側は3mm角。
車体の部品が揃って、組立前。
断面形状治具にはめて車体を組立・接着中。
内部の補強や仕切り板もわかります。。
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