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JR九州883系1000番台特急ソニック(真鍮製自作,1/80,16.5mm)_屋上機器と床下関係
日豊本線沿線では、日中の普通電車は、813系ワンマン、特急は883系青いソニック又は885系白いソニックです。
813系1100番台ワンマンと885系白いソニックは模型として持っているので、残りは883系です。
そんな中、エンドウ社から883系の製品化のアナウンスがあり、早速予約しました。
予約したのは財政の都合上、基本の5両のみ。フル編成の7両には2両足りません。
エンドウ社のホームページでは、増結のセットには883系の1000番台はないとのこと。
それなら、1000番台を自作すれば、フル編成になるし、他の人が持っていない編成にすることができます。
ということで、883系1000番台を作りました。
真鍮板での工作。エンドウ社の製品のレベルに合わせることがポイントです。
屋上機器と床下関係
(2019年10月18日UP)
屋上機器の加工
碍子台作成
4mmと3mmの角パイプを加工して、4本足(テーブルや椅子のような)のものを作ります。
加工はミニサーキュラソーを活用。
3mm角パイプはかさ上げして加工
碍子台の天板を作成
作った足?を0.5mmの真鍮板へひっくり返して半田付け。(真鍮板は予め1.2mmのネジを切っておきます)
真鍮板の回りを切って、碍子台のできあがり。
真空遮断機(VCB)を製作。
2001年に787系つばめ形有明を作った当時はパーツがなかったので自作。
その後も817系や813系でも自作品を使用。
現在はMAXモデル社からロスト製で、良いできのVCBが発売されています。
とはいうものの、やっぱり自作します。全長は18mm程度です。
まとめて弁当箱状のところを切りだし。
3つ並んだ穴はΦ1.2mm。真ん中は軸、両側の2つは半田付けの際ばらけないようにカシメるところ。
真鍮板は左から、厚さ1mm、0.5mm、1.5mm
支えのようなところ。三角形のところに細かい穴が開いてます。(厚さ0.2mmの洋白板)
弁当箱状のところを組立中。下の方にあるアングルは1mm
ガイシの端の四角い板状のところを作成(0.3mmの真鍮板)。Φ0.3mmの真鍮線を埋め込んでます。
ピッチの細かいガイシは、Φ2.3mmのパイプにΦ0.4mmの真鍮線を巻き付け。
長めに作って半田付けするときの持ち手・位置決めとします。
半田付け後に持ち手をカット。
で、4ヶ完成。
次はパンタ台。
Φ1.6mmの丸穴が1台に付20ヶ並んでます。
3台で60ヶ。ピッチをそろえてボール盤で穴を開けるのは精神修行が必要でした。
厚さ1.2mmの真鍮板に加工。下穴はΦ1mm。3台分をまとめて加工。
Φ1.6mmの穴を開けたところ
穴の回りを糸鋸で切り欠きます。3台分をまとめて加工
ダンパーみたいなものを作成
支柱は、1.5mmの板に一部0.7mmの板を半田付け。Φ0.8の穴と1.4mmのねじ穴。
支柱はΦ0.8mmの真鍮線でピン止め後、半田付け。
22mmの四角い中にいろんな部品(支柱・ダンパー・踏板)を半田付けするので、
熱でバラバラのならないよう、濡れティッシュで冷やしながらの作業。
パンタ台のできあがり。
パンタ台を車体に取付。
配管止めは、0.8mmや0.6mm厚の真鍮板から切りだし。
左は真空遮断機用の配管止め(0.8mm厚、穴はΦ0.9と0.5)
右はパンタ上昇用の配管止め(0.6mm厚、穴はΦ0.5)
配管作業中
碍子台も半田付けして配管が決まります。
避雷器ベースと引き込み碍子ベースは真鍮線を埋め込み。
左は避雷器の台。右の方は、引き込み碍子の台。共にΦ0.3の真鍮線を植え込み
避雷器関係を配置して確認
パンタ台の振り子ダンパーカバーは0.5mmの真鍮板から。(天地逆の状態です)
半田付けした後は回りを切り取り完成。(2ヶ分)
機器を配置して確認中
一番手前は、カツミ社の885系完成品
パンタ台の振り子ダンパーは三本を一体化。
屋上機器関係はパンタをのぞいて完成。
パンタグラフの加工。
パンタ台の取付穴は、13×12.4mm、IMONのPS35Aは14×16mm。
パンタの取付穴部をカット
0.4mmの真鍮板で新たに作った取付穴部
回りをカットしてできあがり
台車は885系と同じタイプのDT406K
です。
これの模型は市販されていないので、381用のDT42から改造。
回りを切りとり
削り取るための治具部材。
アルミのアングルにネジ止めして、ミニサーキュラソーで表面を切りとり
表面にカツミ社の885系の台車からレジンコピーの台車枠を接着します
できあがり。ちょっと出っ張りますがOK。
床下器具類は安直にカツミ社の885系の床下器具をレジンコピーして流用。
1.2mmのプラ板に器具を接着してユニット式にしてます。
床下は簡略化してます。配管は主変圧器の電線のみ。
屋上のエアコンキセも同様にコピーして屋上にのせて確認中
車体の裾に台車の枕バネの支持部をつけます。
枕バネのところに0.3mmの真鍮板の断面を円弧状に丸めてカットして半田付け。
裾のヒレ状のところは、プライヤーで裾をだましながら少しずつおこしていき、最後にヤスリで仕上げ。
これで加工工程は完了し、次回は塗装作業。
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