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国鉄8550形(真鍮製キット加工_1/80_16.5mm)_テンダー・塗装
国鉄の8550形は、九州鉄道がアメリカのスケネクタディー社から61両も購入した機関車で、九州各地で客貨両用の活躍をしていました。
ムサシノモデルから8550形の完成品の模型が発売された時、九州鉄道時代のロシアンブルーに塗られたモデルを購入しました。
あとで、晩年の空制付きの仕様もいいなあ、と思ったのですが、買いそびれてしまいました。
私の所属するKKC(古典蒸機・軽便・地方私鉄)では、2021年に8550形のパーツセット(エッチング板やロストパーツなどの詰め合わせ)が発売されたので、即購入し、これで空制付きの8550形をものにします。
今回はテンダーと塗装。
(2023年4月26日UP)
テンダー台車の軸受け部にΦ2.4mmの孔開け。
軸受け部にΦ2.4-1.5mmのパイプをハンダ付け。
テンダーのエッチング板に補強と曲げ位置合わせのための補強板(0.5mm)をハンダ付け。
テンダーの幅はエッチング板の設計値31mmに対して、細めの28mmに設定しました。
上部のフレアー部を曲げています。
平らな板の上で手で歪まないよう曲げました。
前部も折り曲げ。
ボギー台車の枕梁を0.8mmの真鍮板から作って2mmのネジで固定。
ブレーキシューはムサシノモデルのドロップパーツ。
0.3mmの真鍮板に仮付けしてΦ0.5mmの孔を開けます。
ブレーキ関係横梁などのパーツ
台車に組み込み。
ブレーキシューの釣りリンクをΦ0.4mmの真鍮線で作成。
前部のステップは複雑な形。一番左のように0.3mmの真鍮板にRをつけてから、ステップの形に曲げます。
テンダーにステップ取付。
カプラ解放テコ受けを作成。0.2mmのリン青銅板から。
リベットをつぶさないように木で養生して、テコ受けの上部を90度曲げます。
解放テコをΦ0.4mmのリン青銅線から作成中。
後部にカプラ解放テコをハンダ付け。
フレアのコーナーに曲げた真鍮板をハンダ付けしてコーナー部を整形。
テンダー上板(0.2mmリン青銅板)にリベットを打ち出し中。
テンダーに仮置き。
上板に0.4mmの真鍮板の裏打ち。
標識灯(ニワSL-229)や標識灯掛けもハンダ付け。
上からマンホールシールド、給水口、台枠との固定金具。
給水口を取付(取付用の真鍮線で塗装後取付。塗装を容易にするため)。
マンホールシールドと固定金具も取付。マンホールシールドにはリベット付きのアングル。
前部の石炭取り出し口も適当に作成。
前部に給水コックと手ブレーキハンドルを取付。
排障器も左右一体でハンダ付け後カット。
ボイラー内のウエイトは、カツミの電車床下用の錘を加工。
ボイラーにウエイトを組み込んで、下回りと合体させ、塗装前の試運転。
未塗装完成。
塗料は日光のつや有り黒に青を5%、赤を5%混ぜたもの。フラットベースは30%。
塗装状態。黒染めスプレーで下塗り後、つや消し黒ラッカーを吹付。
塗装前処理は、クレンザー磨き、中性洗剤で洗浄、エアー吹き乾燥。
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