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国鉄8550形(真鍮製キット加工_1/80_16.5mm)_主台枠等下回り
国鉄の8550形は、九州鉄道がアメリカのスケネクタディー社から61両も購入した機関車で、九州各地で客貨両用の活躍をしていました。
ムサシノモデルから8550形の完成品の模型が発売された時、九州鉄道時代のロシアンブルーに塗られたモデルを購入しました。
あとで、晩年の空制付きの仕様もいいなあ、と思ったのですが、買いそびれてしまいました。
私の所属するKKC(古典蒸機・軽便・地方私鉄)では、2021年に8550形のパーツセット(エッチング板やロストパーツなどの詰め合わせ)が発売されたので、即購入し、これで空制付きの8550形をものにします。
(2023年4月22日UP)
基になる図面は、機芸出版社の「蒸気機関車スタイルブック」と、KKCにて配付された図面。
参考写真は、「記録写真蒸気機関車」「岡山より汽車を求めて」「ライカ鉄道写真全集」「形式写真集 蒸機.1」等。
8550形のパーツセット。主台枠と動輪は撮り忘れ。
珊瑚などのロストパーツはパーツセットとは別に自分で準備したもの。
スライドバーは角1mmと0.8mmの洋白棒から製作。
ロスト製の弁室とシリンダーを液状半田を使ってバーナーであぶり付け。
シリンダーブロックに自作の治具を使ってスライドバーの穴を開けます。
ロスト製のクロスヘッドにメインロッドをねじ止め。
主台枠に動輪・サイドロッド・メインロッド・シリンダーを組付け。
ギヤボックスを厚さ1mmと2mmの真鍮板から作ります。図面を描いてけがき。
切り出し済み。奥はΦ3mmの丸棒を通して確認中。
動輪にうまくはまるか確認。
モーター取付板をハンダ付け。
ギヤボックスを組立。
2台組み立て済み。
先台車を作成。
先台車を組立取付。復元はΦ0.25mmのリン青銅線。
前部デッキを組立取付。
前部デッキのパーツ。先台車バネ覆いやヘッドライトステップは自作、標識灯掛けやエアーホース、標識灯(ニワSL-229)、手すり(珊瑚)、解放テコ(ウイストジャパンNo.1350)は市販のパーツ。
ハンダ付け済み。
排障器は左右一体に作って、ハンダ付け後切り離し。
前部デッキを主台枠に取り付け。バルブロッドとガイドヨークも作成中。
ロッカーアームもハンダ付け。
スプラッシャーをハンダ付け。動輪のフランジ外径より半径で0.5mm大きくしました。
ギヤボックスの下面にはギヤカバーを取り付けます。これは線路に油をまき散らさないためとゴミをギヤに噛みこまないようにするため。
パーツのブレーキ梃子にロッドとしてΦ0.5mmの真鍮線をハンダ付け。
フォーク状のブレーキ金具を作っています。
ブレーキロッドの受け。
ハンダ付け中。
ブレーキはフランジ側をヤスリで削ってショートを防ぎます。
ブレーキをハンガーにハンダ付け中。
ブレーキロッド関係取付。
ブレーキシリンダーを旋盤で作って取付。
下回り完成。
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