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JR九州813系電車(真鍮製自作,1/80,16.5mm)
九州、福岡県に引っ越しして、JR九州の車両を毎日見ています。
885系ソニック、883系ソニック、787系にちりん、781系ハイパー、811系、813系、415系、EF81等です。
そんな中、813系電車は、15分毎に走っていて、上下合わせて、1時間に8本。
特に、813系1100番台がシャトル運転していて、いつも目にしています。
ということで、813系1100番台を作ることにしました。
真鍮板での工作なので、コルゲートをいかに表現するかがポイントです。
(2017年5月21日UP)
基の図面は、鉄道ファン誌1994年5月号(No.397)
他に鉄道ダイヤ情報2013年2月号(No.346)「JR九州の近郊形電車」を参照。
近所で撮影
屋上関係も、自分で撮影。
車体断面を描いて、真鍮板を車体断面に巻いて、展開寸法を確定。98mm。
厚さ0.4mmの真鍮板にハイトゲージを使って罫書き。黒い線は切り抜くところ。
ここから、ショーティを先行して作成し、制作の手順などを確認します。
まずは、窓を切り抜き、ドアの枠を半田付け。ドアの枠は0.1mmのリン青銅板。
半田付け済み。
ドア枠を切り抜き済み。
裾を曲げます。自作の治具に沿わせて。
屋根も曲げます。
前面と妻板を半田付けして、あっとゆう間にショーティのできあがり。
と、行けばいいのですが、実際は、乗務員ドアの作成。
厚さ0.3mmの真鍮板のベースに、厚さ0.4mmの真鍮板を半田付けして、窓抜き。
窓ガラスは奥まったところになります。
両開きドアは、厚さ0.3mmの真鍮板。
治具に当てて万力に挟んで、曲げます。
ヤスリの持ち手部分で押して曲げています。
妻板は0.5mmの真鍮板。
前面の枠は、厚さ1mm、他の二つは、0.5mmの真鍮板。
真ん中の板の上部(屋根にかかるところ)は細いので、外周をヤスリで仕上げた後、内側を4/0の糸ノコで切りっぱなし。
よって、中央の板の上部内側はヤスリをかけていません。
窓とドアを仮抜き。行き先表示部は一部のみ切り込み。3両分あります。
0.1mmのリン青銅板を表から貼ります。マスキングテープで高さ方向の位置決め。
ずれないようセロハンテープで固定後、裏から半田付け。
裏から半田付けしたところ。板が半田ゴテの熱でやや反っています
。
再度、窓とドアを切り抜き。
窓枠とドアの断面部が斜めに削られています。なかなか大変。
車体の裾曲げ。失敗すると修正が大変。
木製の自作の裾曲げ治具に沿わせて曲げます。
クランプでしっかり押さえて作業してます。
屋根の曲げ。
これも木製の治具を作って活用。といっても裾曲げの治具に追加加工。
位置をしっかり決めて、万力とクランプでしっかり挟んで、一気に「ぐっ」と曲げます。
屋根曲げ治具にマスキングテープで止めた状態。上下方向の位置は、白いプラ板で確定。
治具に貼り付けた状態。片方は既に曲がっています。
万力二台とシャコ万を使ってがっちり固定。一気に「ぐっ」と曲げます。
曲げ完了。中央の車両は中央の屋根の部分も曲げ済み。両端の車両は、屋根の肩部のみ曲げ完了。
3両とも屋根の中央部も曲げ完了。先頭車の前面部分の屋根は、カーブの形状が違うので、この後別途曲げます。
屋根の中央部は親指でじわじわ曲げます。親指が痛くなります。
左手の一番手前に妻板があります。カーブの具合をこれでチェック。
先頭車両の前面部の屋根はカーブが他と違うので、別途曲げます。
小さな板きれのカーブ治具に沿わせてクランプで留めて、曲げます。
ようやく組み立てキット状態。
先に作っていた、妻板と前面を半田付け。
前面の屋根と客室屋根には段差があるので、1mm幅の真鍮帯板を渡します。
そこにはまるように加工した真鍮板を乗せて、半田付け。
車体の補強は、車体内側にはまる厚さ0.5mm、幅5mmの真鍮板。
内側はくり抜いています。
手製の治具や木の角棒でしっかり固定して、内側から半田付け。
補強板の半田付け完了。
行き先表示部を糸ノコで切り抜きます。
今まで残していたのは、補強がつかないと、へなへなして切りにくいためです。
行き先表示部の加工完了。
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