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運転室・煙室/主台枠・テンダー/フロントデッキ・シリンダー他ドーム・煙突他・塗装完成

国鉄8000形大之島鉄道15号機(真鍮製キット加工_1/87_12mm)_主台枠・テンダー



私が所属するKKC(古典蒸機・軽便・地方私鉄)では、2020年のお題がモーガル( 2-6-0、1Cテンダー)となりました。
国鉄近代機では、8620,C50,C56、ですが、古典機ではたくさんあり迷います。
九州地方で活躍した機関車は、8000,8200,8550といったところで、8550は61両も増備された有名どころ。これは皆さんが模型化されていてパス。
手元には、モデルワーゲン社の「真谷地の8100」(1/87,12mm)の真鍮キットがあります。これを活用。
但し、運転室・煙室・テンダーは作り変えです。
ボイラーも高さが8100形より低くなるので、煙室サドルも改造。
今回は、主台枠・テンダー。
(2020年5月17日UP)

キットのフレームの後端を2mmカット。
運転室下の支え板なども新規作成。



イコライザー受けと火室・罐膨張受けをはんだ付け



組立。ハタガネで挟んで固定。ペデスタルに角棒を挟んで平行を確認。






組みあがり



車輪とロッドを組んで確認。慎重に組んだ結果、無事車輪が回りました。



ただ、イコライザーを台枠にはめるときは、入りにくいので、台枠の角材の一部を欠きとりました。



ボイラーの継ぎ目をはんだ付け。



煙室サドルはボイラー中心が下がるので、途中をカットしてピンを埋め込み



バーナーでまとめてシリンダーと煙室サドルをはんだ付け



これで高さ関係が決まるので、ボイラーとキャブを組み合わせてはんだ付け。



スライドバーはダブルなので新規作成。
0.8mmの洋白板から0.8mm幅にミニサーキュラソーで切出し。



中の不要部は糸鋸でカット。クロスヘッドはエコーのパーツ。



スライドバーの穴あけ治具







小型のバイスに挟んで穴あけ



クロスヘッドは、エコー社のロストパーツ。
センターポンチでクロスヘッドとメインロッドとカシメて、組み込み。



スライドバーをシリンダーにはんだ付け。



ギヤボックスはベーク板の上ではんだ付け。



組み込み



テンダーを組みます。キットはテンダーモーターの仕様なので、先にこちらを組まないと走行テストができません。
テンダーの台枠・単台車他を取付



テンダーの下回りがほぼできました。キットそのままだと早い。



モーターは上回りの取り合い上、1mm取付位置を下げたので、ユニバーサルジョイントが水平でなくなりました。







キットの8100形と8000形ではテンダーの形状が異なるため、テンダーは新規作成。
リベットを打ちます。ピッチは0.5mm。リベットを半分弱打ち出し済み。



できた!



リベットを打った側板に、0.5mmの真鍮板で補強をします。これは折り曲げの位置治具も兼ねています。
アルミのアングルに下辺を合わせて丸穴からはんだ付け予定。



はんだ付け済み。補強板の隙間は曲げるところ



ベーク板の上でエイヤッと手で曲げました。曲げのRは目視で確認しながら手で修正してます。



それらしくできて、テンダーの下回りに乗せると、おっいいじゃないですか。



テンダーの上板は0.2mmのリン青銅板に0.6oピッチで打ち出し。水槽は上から見て凹形。



とりあえずかぶせて確認



上板は作り直し。
モーターが出っ張るので、炭庫の凹部分を実物より長めにしてモーターを避けました。
あてがってみると、0.2mmモーターを下に下げるとクリアできるので、取付板の穴を削って、モーターを沈めました。
テンダー上板の炭庫部分は、ほぼスケール通りの位置に短縮できました。
左が、旧。右が新たに作りなしたもの。



旧。モーターを避けています。



新。モーターの上にかぶさってもOK。



旋盤作業:給水弁ナット(ポーター社のパーツカタログでは、Tender Tank Valve Rod Nut)と機関車用の蒸気ブレーキシリンダー作成。
図面とかはないので、写真を見ながら適当です。
左、蒸気ブレーキシリンダーΦ2.8×長さ4.2mm
右、給水弁ナットΦ2×1mm
取付足はともにΦ0.6o



テンダー上板には0.5mmの真鍮板で裏打ち



パーツを並べて確認。



給水口と防水壁をはんだ付け(給水口の周りにはリベット付き) 給水口は8100に付属のロストパーツ



後面の標識灯かけ(エコーのパーツ)と前面側の手ブレーキロッドステイをはんだ付け(手すりもついてます、Φ0.3)



下部の補強兼取付板をはんだ付け(左下の凹型の真鍮板は幅規制治具)



テンダー上板をはんだ付け。







部品の製作。手ブレーキハンドルと標識灯かけ
手ブレーキはΦ0.5mmのロッドに0.8mmのハンドルホルダーがついて、Φ0.3mmのハンドル。
先にΦ0.3mmの穴をt0.8mmの真鍮板にあけて、1mm幅に切り出し、Φ0.3mmに直交してΦ0.5mmの穴あけ。
KKC事務局で頒布しているルーマドリルホルダーを使うと感触がダイレクトに伝わり、キリを折らずに開けることができました。
Φ0.3mmに直交してΦ0.5mmの穴あけ。使っているのが、ルーマドリルホルダー。



Φ0.5mmの真鍮線をはんだ付け



ハンドル周りを成形して出来上がり



標識灯かけは、t0.8mmの真鍮板から切り出し作成。



手ブレーキ、標識灯かけ、給水バルブなどを取り付けました。



















画像の下の炭庫の部分を作成。塗装後、石炭を載せるところ。



ぴったりはまります。




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