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JR九州415系と国鉄423系(KS社真鍮製キット組立加工_1/80_16.5mm)_床下関係と塗装編



九州の車両ということで、KS社の真鍮製キットを購入していたので、組み立てました。
今回は、床下機器関係と塗装を施しました。
415系と423系の組立は同時に並行して行いましたので、記録も415系と423系が混在しながら進めていきます。
(2022年8月31日UP)

床下器具関係の前に、乗務員室扉の手すり。Φ0.4mmの真鍮線の端面にt0.3mmの真鍮板をハンダ付けして、塗装後取付。
実物のような手すりの取り付け方をしました。



KSのキットの床板は直流電車の113系と共通パーツなため台車中心間は175mmです。
交直流電車は屋上機器が多くてパンタの位置が直流車よりも中央寄りにずれているため、台車の位置もやや中心寄りへ移動しています。
1/80の模型では、172.5mmとなり、片側1.25mmずらす必要があります。
そこで、パーツの孔を埋めてから新たに中心ピンの孔を開けなおしました。



なお、415系用のアルミの床板(銀色の分)は初めから正規の172.5mmの台車中心間としています。



ブレーキ制御装置は床下器具パーツに見当たらないので、自作。



エンドウ社の床下器具セットを使って、レジンコピーします。まずはシリコーンで型取り。



415系用はレジンコピー分を使います。



415系のクハの台車は古い鉄道模型社らしきドロップ製。(CTCのM氏から譲り受けたもの)枕梁の回転止めが無いので、Φ0.6mmの真鍮線を穴に挿して接着しておきます。



415系のモハはエンドウ社のダイキャスト製。共に枕梁はMP用です。



スカートは423系、415系共にKSのキットのものでは形が違うので、t0.5mmmの真鍮板を曲げて自作しました。



端を曲げています。



クハ321のスカート。中央のエッジが効いています。



胴受けやジャンパー栓もついています。423系の台車は日光のです。



乗務員扉の下のステップは梯子から加工しました。



423系の床下器具はエンドウ社のパーツそのまま。ATSの車上子はt0.5mmの真鍮板から切りだして、t0.3mmのベースをハンダ付け後、床下器具取付板にハンダ付けしました。



車端にある配管関係を作ります。t0.4mmの真鍮板を切り出して、それをベースにΦ0.5mmの真鍮線で配管します。



ベースへ真鍮線をハンダ付けするときは、ベークライトの板に線を挿しこんで、ハンダ付けしています。



車端の配管ができました。



ここから塗装です。クレンザーと中性洗剤でよく洗いました。415系



423系



スプレー缶のミッチャクロンを吹いてから、下塗りとして日光のクリーム10号に少しクリーム1号を混ぜたものを吹付。



415系はJR九州色の青帯の色として、日光の青20号を吹付。



423系は国鉄のローズピンク、日光の赤13号を吹付。



423系は前面の警戒色を塗るためマスキング。手すりは後付けとしてマスキングしやすいようにしています。



日光のクリーム4号を吹付。右はマスキングを外し中。警戒色の幅は7.5mm。



JR九州色の青帯は、上が1.1mm、窓下は、3.6mm、前面窓下は、3.4mm。
それらの帯は、ハイトゲージに取り付けたアートナイフの刃で切断します。一定の幅のものが量産できて便利です。



日光のクリーム10号に若干のクリーム1号を混ぜたものを吹き付けて、マスキングを外したところ。



側板をマスキングしてから、屋根は日光のねずみ1号を吹き付けました。
その後、423系は屋根のグローブベンチレーターをマッハの明灰色(23)を塗るため紙で屋根をマスキングしています。




ベンチレーターを後付けにすれば塗り分けが楽になるのですが、接着剤だけでは、屋根からポロっととれそうだったので、強度重視でハンダ付けしました。
塗り終わってマスキングを外し中。



423系



415系



モハ414とモハ422の屋上機器の一部は銀色に塗り分けるので、それ以外をマスキングして、マッハの銀を吹き付けました。
ここは塗り分け塗装後に接着した方が楽なので、工程を失敗しました。



苦労して塗り分け。



形式番号や標記をアルプスのMD5500で透明デカールに印刷して作成し貼り付けました。
415系の青文字はシアンを2回なぞって印刷。



その後、415系の前面貫通扉の青帯は間違いなので、修正し、マッハのクリヤに少しフラットベースを混ぜて吹付しデカールの保護をしました。



屋上の碍子類に緑を吹付。薄い緑はマッハの一等帯色。濃い緑は湘南色から調合。



碍子部分をマスキングして、マッハの銀を吹付。



塗り分け終わり。



モハの屋根に碍子類を取付。パンタグラフはモハ414はエンドウのPS-16B、モハ422はIMONのPS-16B。











パンタ昇降配管部は凝っています。







床板は日光のねずみ1号。



415系の床板の上面の中央部は赤く塗ります。



赤いところをマスキングしてマッハの暗灰色(23B)を吹付。



車輪・台車は日光の黒。(つや有り黒にフラットベースを入れています)



床下器具も日光の黒。



Hゴムは415系はタミヤエナメルの黒、423系はハンブロールの147灰白色を烏口で塗装。ジャンパー栓も塗り分けています。両開きドアの戸当たりゴムはデカールを貼っています。





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