去る2018年8月24日〜26日、福岡県豊前市図書館にて模型の展示・走行会・工作教室を開催しました。
この展示会は、図書館のイベントの一環としてのものです。
内容は
1)菊地の模型作品の展示
2)作品を含めた模型の走行
3)小学生を対象にした模型工作教室
の3点。
主催は、豊前市図書館、協賛は宇島鉄道研究会です。
(2018年9月7日UP)
入り口の案内。映画「僕たち急行A列車で行こう」に私の模型が登場したことも記されています。
展示した作品は、西鉄の車両(700形、1000形、2000形、3000形、5000形、6000形、9000形)、951系新幹線試験電車、JR787系有明、JR813系1100番台、キハ40、ED46、宇島鐵道のコッペルと客車など。
他に日豊線ゆかりの、ED76、DF50、D51、C61、C57、ナハ10系、オハ50系、415系、485系、キハ58、JR885系ソニックも含めると70両以上です。
運転状況
この展示会用に作成した、ご当地の宇島駅の模型も展示しました。
宇島駅には、三角形のステンドグラス、自動改札機も設置
駅前には、豊前タクシーや太陽タクシーもあり、細かい様子を見入ってました。
鉄道模型の基礎についても簡略に掲示
模型工作教室は、対象を小学生として開催。募集は20名で満員御礼です。
3時間で完成させて、16.5mmの線路の上を連結して走らせることが目標です。
車体は切妻のスハ43をイラストレーターで作成して印刷、塗装レス、窓は抜かずにシルヘッダーも印刷で表現。
車体は白ボール紙と4mm檜の角棒で補強、床板はアガチス材で台車は日光製TR-47、連結器はKATOカプラー、床下器具は印刷で表現。
車体を箱にする工程は妻板を両側から折り曲げて接着するため、ここが最大の難関でした。
当日は、私の所属する筑紫トレインモデルクラブ(CTC)などから6名の方が福岡市や北九州市、直方市、行橋市から応援に駆けつけてくれて、工作の指導に携わってくれました。
誠に感謝です。
そのおかげもあって、13時から開始して、16時頃には線路を走り始めました。
複線の線路の内回りにED76、外回りはC61が、皆の作った車両を牽引・連結して走らせると、自分の車両を食い入るように見ていました。
幸い脱線もせず無事走行しました。
スマホなどで撮影している子もいました。
補強角材のカットや材料の準備に手間がかかったのですが、子供たちの笑顔を見ているとその苦労も吹っ飛びました。
この京築地方での鉄道模型の展示走行は珍しく、西日本新聞や朝日新聞にも展示会の記事が掲載され、親子連れやご年配の方など3日間で、延べ350名の来場をいただきました。
朝日新聞(2018年8月25日)
3日間、運営を担っていただいた図書館、宇島鉄道研究会の方、CTCの方には感謝申し上げます。
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