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マロネフ59_マイロネフ37290_1,2等寝台車


    2006年6月10日_交通科学館
マロネフ59(マイロネフ37290)の実車を見たくて、大阪の交通科学館に出かけました。
この車を初めて知ったのは、機芸出版社の「陸蒸気からひかりまで」片野正巳、赤井哲朗著、1965年、です。
C54が牽く寝台列車のしんがりにスイロネフ38がつながっていました。戦前のデラックス客車、との説明を見て、将来は当鉄道の社長専用車(インスペクションカー)に導入しようと決めました。
その後、情報が集まると、この車両は一般の人はとても乗れない宮様専用車、ということがわかってきましたが、ともかく将来の社長専用車と決めていますから、ニワや谷川、熊田(これのみ1/87)のキットを集めました。
2006年です、実車が残って展示されているのがわかったのは。
それは、交通科学館に展示されているマロネフ59である、と「客車・好き」いのうえこーいち著、JTB出版に記載されていました。これからはいかにして交通科学館に行くか、と考えようやくその年の6月に実現。

印象、側廊下が極めて狭い。寝台は広く寝るのはOK、昼間寝台に座ると広すぎて居心地悪し。等感じました。いずれにしろ個室内は極めてゆったりして贅沢ですね。

展示場
妻面
1等寝台側
2等寝台側
2等寝台側

2等寝台側
1952年に手ブレーキ復活に伴い増設された車掌室扉

扉上の表示
扉上の表示
形式表示
2等寝台、プルマンタイプ
上段の舟形寝台、ハシゴもあり
1等寝台、個室
1等寝台、個室
1等寝台、個室
1等寝台、個室


以下は、車両番号の変遷です。いろんな書籍雑誌を見ていると情報が錯誤し、どれがホントかわからなくなり、情報源と共に記載します。a,b,s,・・・が引用文献です。

a:100年の国鉄車両、交友社、1974
b:陸蒸気からひかりまで、機芸出版社、1965
c:お召し列車100年、星山一男著、鉄道図書刊行会、1973
d:レイル'81Autumn、プレスアイゼンバーン、1981
e:鋼製客車形式図集1、鉄道史資料保存会、1985
f:連合軍専用客車形式図集、鉄道史資料保存会、1990
g:鉄道ピクトリアルアーカイブスセレクション10、2006
h:「客車・好き」01、いのうえこーいち著、JTB、2006
j:回想の旅客車下、星晃著、交友社、1985
K:回想の旅客車上、星晃著、交友社、1985
L:RM LIBRARY95 特別職用車、ネコパブリッシング、2007
1938:a,e,g
昭和13年
1941:a,b,c,e,g
昭和16年
1945:c,f,h,k
昭和20年
1948:f,k
昭和23年
1949:h
昭和24年
年代不明:g,j1952:g,j
昭和27年
1953:g,h,j
昭和28年
1955:g,h
昭和30年
1960:h
昭和35年
マイロネフ37290スイロネフ381スイロネフ381
軍番号1309
HARTFORD
窓を1つ埋め、シャワー室設置

軍番号1309
SAN_ANTONIO
スイロネ371


手ブレーキ撤去
14号御料車
マイロネフ37291スイロネフ382スイロネフ382
軍番号1307
MENPHIS


スイロネ372


手ブレーキ撤去
マイロネ391
冷房取付
マロネ581スヤ3911

廃車 1975:L
マイロネフ37292スイロネフ383スイロネフ383
軍番号1308
SAN_ANTONIO

軍番号1308
HARTFORD
スイロネ373


手ブレーキ撤去
スヤ481(1950:L)
を経て
スイロネ373(1952:L)
マイロネフ381
手ブレーキ復活、車掌室開戸設置
マロネフ591廃車
1961、昭和36年


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